FAQ

Q. どのような人が利用できますか

A. サイト制作に関わる全ての人(エンジニア、デザイナー、PO)が利用できます。

Q. どのような人がALPSを記述できますか

A. XMLやJSONを理解でき、簡単なHTMLのコーディングができる人ならALPSを記述できます。

Q. どのように使いますか

A. 情報を最小限必要な要素に整理してサイト設計を行い、WebやAPIサービスの設計に使います。設計はJSONやXMLなどのフォーマットとして表し、遷移図やボキャブラリリストなどのドキュメントを生成できます。また各制作者はその情報設計に基づいて情報の正確な言葉や意味、構造を知ることができます。

Q. 情報設計とはなんですか

A. IA(Information Architecture)に基づいて、情報のオントロジー(言葉の意味)、タクソノミー(情報の分類)、コレオグラフィー(リンク)の観点で情報の情報(メタ情報)を定義します。

Q. 設計の清書に使うものでしょうか

A. いいえ。サイト設計のごく初期段階から、情報を整理しどのようなサイトを形作っていくなどモデリングツールとして利用できます。

Q. ALPSを記述するのには何が必要ですか

A. JSONやXMLを編集するエディターが必要です。

Q. XMLやJSONを直接編集するのは大変じゃないですか

A. WebStormなどのスキーマをサポートするエディターを使うと補完やバリデーションが効いて快適に編集できます。

Q. XMLとJSONではどちらが良いですか

A. 機能に違いはありません。また複数のALPSファイルを利用する場合でも統一する必要がありません。実際に見比べてみてください。XML / JSON

Q. リンクのないAPIにも使えますか

A. 遷移図は表せませんが、ボキャブラリや情報の性質を表すドキュメントが生成できます。

Q. ALPSと同様の技術は他にありますか

A. 直接の競合技術はありません。近い技術にMicroformatがあります。

Q. OpenAPIなどのIDLと何が違いますか

A. ALPSはHTTPよりさらに上位のRESTの抽象を扱います。そのためOpenAPI実装のためのモデリングや設計言語として用いることもできます。

Q. 私に必要ですか

A. ユーザー体験の質の向上のために情報中心でサイトを設計したい、制作メンバー間の認識を統一するための信頼できる唯一の情報源(SSOT)が欲しい、設計を俯瞰し再利用したい、情報設計を規格化されたドキュメントとして残したい、などの動機があれば役に立つでしょう。